未分類

失敗経験者が解説!暗号資産を始める前に気をつけるべき7つのこと【完全初心者向け】

暗号資産を買ってみたいんだけど、失敗しないか不安だな

大きな損失を抱えたらどうしよう

こういった悩み、疑問に答える記事です。

近年、日本の未来に不安を感じる方が多く、将来の資金を作る手段として投資という選択をする方が増えています。

その影響もあり、投資先の選択肢として暗号資産を選ぶ方も増えたのではないでしょうか。

インフルエンサーの方々の話では、暗号資産の市場はまだまだ伸びると予想されていますので、今のうちに参入するべきだという声も多くあります。

しかし、初心者の方が何も知らずに参入すると、大きな損失を生む可能性もあります。

実際に、僕は2017年に「10倍〜100倍は狙える」と言われていた6種類の未上場銘柄をプロの投資家を介して120万円分購入し、大きな損失を抱えました。

どれだけ優良な案件でも、投資の世界に絶対はないことを身を持って知りました。

しかし、悪いことだけではありません。僕も上場している銘柄で利益を出せたこともありますし、うまく付き合えば良い結果が得られると思います。

そこで当記事では、これから暗号資産を買ってみようかなと思われている方の参考になるように、気をつけるべきことを失敗談と合わせて解説します。

管理人

大切なのは、損失が出てしまっても許容範囲で抑えること!そもそも失敗してもいいくらいの気持ちの余裕が必要です!

初心者が暗号資産を購入する前に気をつけること7つ

初心者が暗号資産の投資で気をつけることは以下の7つです。

気をつけるべき7項目
  1. 余剰資金で投資をする
  2. 初心者は長期保有(ガチホ)がおすすめ
  3. ID・パスワードの管理を徹底する
  4. 未上場銘柄の詐欺案件に注意する
  5. 暗号資産の送金は慎重に
  6. 海外取引所でのトラブルに注意
  7. 税金の仕組みを理解する

順番に解説します!

①余剰資金で投資をする

投資は必ず余剰資金で行いましょう!

暗号資産は、価格変動が激しいです。

そのため、生活資金で投資すると気持ちに余裕がなくなり、価格変動で一喜一憂してしまいます。

また、資金を無くしてしまうことも十分あり得ますので、極端に言えば無くなっても仕方ないくらいの気持ちで投資をしましょう。

今は、リアルタイムで情報を仕入れることができます。生活費をつぎ込んで、何千万円の利益を出している人を目にすることもあるでしょう。

羨ましいとか悔しいとか思う気持ちもわかりますが、冷静になり、身の丈に合った投資をすることが大切です。

②初心者は長期保有(ガチホ)がおすすめ

初心者は、長期保有(ガチホ)がおすすめ。

ガチホとはガチでホールド(長期保有)の意味です。

理由は、以前ピークと言われていた2018年末に仮想通貨を購入し、今までずっと保有していた方が利益を出しているからです。

2022年8月現在は、市場が低迷していますが暗号資産の市場は、NFTやメタバースの発展の影響もあり今後も伸びると予想されます。

まずは、ビットコインやメジャーなアルトコインを国内取引所で購入し、ガチホしましょう。

しかし、長期保有にも注意すべきことがいくつかあります。

順番に解説します!

投資対象の将来性や特徴を理解する

意外にも多くの人が、保有銘柄の将来性や特徴を理解せずに投資をしています。

「知人が儲かったから自分も買った」「インフルエンサーが勧めているから買った」という理由だけで投資する方が多いです。

管理人

昔の僕もその1人です(笑)

そのため、値下げが起こると不安になり、投げ売りをしてしまいます。

経験豊富な投資家は、投げ売りが終わった段階で買いを入れて、また上がるのを待ちます。

こうなると、俗に言う「養分」となってしまいますので、投資対象のリサーチは必ずしておきましょう。

価格の変動に「一喜一憂」しない

余剰資金の項目と被りますが、暗号資産に限らず、長期投資において価格の変動に一喜一憂してしまうのはよくありません。

長期保有をしていると、大きな価格変動が起こるのはよくあることです。

含み益が出ていれば気分はいいですが、含み損を抱えているとストレスで情緒不安定になる方もいます。

そうならないためにも、余剰資金で気持ちに余裕を持って、投資をすることが大切です。

また、投資対象の特徴を理解しておくことで、変動の理由を分析することもできます。

予想外の暴落が起これば損切りすべき状況もありますが、長期保有は我慢が大切です。

管理人

保有数は少ないですが、4年間ガチホしていた銘柄が、大暴落を経て、10倍以上の価格をつけたこともあります。まぁ、忘れてたみたいなものですが。

購入する前に、利益を確定させる価格と損切りする価格をある程度決めておきましょう。

高値掴みに注意

初心者の失敗にありがちなのが、高値掴みです。

高値掴みとは、

利益を確定→更に価格が上昇→欲が出て再度購入→そこが天井→暴落

こんな流れです。

利確後に価格が上昇していると、損をしたような気分になり、また買ってしまう状態です。

管理人

ある程度納得した上で利益確定をしたら、当分見ないようにするのもいい作戦かも(笑)

2017年の仮想通貨バブルでは、高値掴みで利益確定分の税金を払えなくなってしまった人も多くいるようです。

このような失敗をしないように注意しましょう。

③ID・パスワードの管理を徹底する

暗号資産の取引において、ID・パスワードの管理は必須です。

紛失してしまうと、保有資産を失ってしまう可能性もあります。

ID・パスワードや復元フレーズは、スマホのスクショやメモを活用し、大切に保管しましょう。

紙に書く場合は、大文字と小文字、数字の0とアルファベットのOなど分からなくならないように注意が必要です。

スクショやスマホのメモ機能は、アカウントを乗っ取られると危険です。

写真やメモにパスワードをつけたり、パスワード管理アプリを使うなど、対策を徹底しましょう。

スマホの紛失や破損も怖いので、写真やメモをプリントアウトして保管する方法もあり!

管理人

友人はウォレットの復元フレーズを紛失してしまい、80万円近く損をしました😱😱

一説によると、発行済みのビットコインの20%が死蔵しているという推定もあるみたいです。勿体無いですよね。

高騰しているのに一生引き出せないのは生き地獄です。

そうならないためにも、ID・パスワードの管理を徹底しましょう!!

④未上場銘柄の詐欺案件に注意する

2017年は暗号資産バブルの中で、「ICOブーム」が起きました。

ICO(Initial Coin Offering)とは、企業が独自の暗号資産を発行、販売をして資金を調達する仕組みのことです。

日本語に訳すと新規通貨公開となり、プレセールクラウドセールとも呼ばれます。

厳密にはプレセールの方が、クラウドセールより先に行われます。プレセールの方が価格が安いですが、より情報が少ない段階なのでリスクは高めです。

ICOはハイリスク・ハイリターンの投資であり、プロでも見極めるのは難しく、成功するのは1000社中3社といわれる程です。

しかし、一発当てた「億り人」の影響でたくさんの初心者が参入し、「ICO=儲かる」というイメージがつきました。

ICOとうたうだけで資金が集まるので、当然、詐欺案件も多く出てきます。

管理人

実際に上場しなかった事例は多く、騙された方は多くいました

最近は、トークン発行者と購入者の間に取引所が入り、プロジェクトや発行元を精査するIEO(Initial Exchange Offering)などの詐欺を防止する仕組みも増えました。

ICOは信頼性が低いため、最近はあまり聞かなくなりましたが、2022年はNFTやメタバース銘柄のプレセール情報も目にするようになってきました。

ICOというワードを使ってないだけで、公開前の銘柄には変わりありません。

便乗して詐欺案件も増えてくる可能性も高いので、参入するなら情報の精査を徹底し、後悔のないようにしてください。

プレセールで安く大量に仕入れて、上場後に売り抜けるプロの投資家も多くいます。

初心者の場合は、応援できるプロジェクトに投資をしてガチホがおすすめ。

価格が下がっても一喜一憂せず、プロジェクトの進行による価格上昇を気長に待つようにしましょう。

⑤暗号資産の送金は慎重に

次に、初心者が失敗しがちなのは、暗号資産の送金です。

他のウォレットや取引所に送金する際に、アドレスを間違えてしまうことで資産をなくしてしまうことがあります。

コピペでやれば間違いはないはずなのですが、違うアドレスを入力してしまうこともあるようです。

間違えていないと思っても、送金の際は、最小単位で送金テストをすることをおすすめします。

⑥海外取引所でのトラブルに注意する

海外取引所には、国内取引所では扱いのない銘柄がたくさんあります。

しかし、国内取引所と違って、日本語のサポートが充実していない取引所ばかりでトラブルが発生した場合の対処が困難です。

また、2022年4月からは、トラベルルールという日本独自の海外送金に関する規制が始まります。

ややこしい内容になっているので、海外取引所へ送金をされる際は注意が必要です。

初心者の方は、金融庁に認可され、サポートも充実している国内取引所で安全に取引を始められることをおすすめします。

⑦税金の仕組みを理解する

「仮想通貨の税金なんて、初心者には関係ないでしょ」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

税金のことも同時に学んで、意識をしながら取引しましょう。

仮想通貨の税金は、総合課税の雑所得に分類され、雑所得と他の所得と合算した合計額を基準に計算します。

他の所得との合計で税率が決まりますが、仮想通貨で年間20万円以上の利益を得ている場合と年間給与所得が2,000万円以上の場合、申告が必要となります。

所得税の5%〜45%に加え、住民税は一律10%かかるので最大55%です。1億円だと5,

500万円。

管理人

半分以上はやばすぎますよね。税制が変わることを願います。

また、税金が発生するタイミングは、暗号資産を日本円に交換したときだけではありません。

1番の落とし穴は、暗号資産同士の交換です。

他の暗号資産に交換したタイミングでも、日本円に交換して違う通貨を買ったことと同じで、利益を1度確定したことになります。

2017年のICOバブルの際も、利益分を日本円に変えなければいいと勘違いした方たちが、他の暗号資産に変えて相場が大暴落した事例が多くありました。

また、最近流行りのマイニングエアードロップ暗号資産の決済なども税金が発生する場合もあります。

せっかく大金を稼いでも、税金に関して知識が浅ければ、逆に借金人生に転落する恐れもあるということ。

利益が出た場合は、運用状況のメモを残すなどして確定申告に備えましょう。

税金関連は、必ず専門家の記事を参考にしましょう。それでも理解できなければ、税理士さんに相談するのもありかと思います。

まとめ

当記事では、暗号資産を買う前に気をつけることを解説しました。

僕の失敗談も話しましたが、大金を得られるチャンスだと勘違いしてしまうと冷静な判断ができなくなる人もいます。

案件を紹介してくれた知人から、余剰資金で投資するように言われてもこの有様です。

馬鹿だと思っていただいて結構ですが、誰でも起こり得ることでもあるので、身の丈に合った投資をするように心がけましょう。

僕の場合は、取り返しのつかない額ではなかったので、今ではいい経験だったなと思います。

しかし、笑えない金額になると地獄を見るので税金対策を含め、当記事で解説した項目を意識してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。